
2010年11月6日 水路施設の調査・点検
区画整理事業が完了してから7年が経過。水路施設においては、劣化や管理の問題等(土砂堆積、ゴミ散乱など)もあり、危険箇所や排水が溜まったり流れが悪くなったりしている箇所が出てきました。
そこで、私たち「御経塚まちづくり会」は、道路、公園に引き続き水路施設においても調査・点検し、現状を把握することから始めることとしました。
11月6日 午前8時から12時にかけ5名の委員で全地区の劣化箇所、危険箇所、排水の流れの悪い箇所、土砂堆積箇所などを調査・点検しました。
今後、この調査・点検結果をまとめると共に、各関係者と相談しながら清掃や補修を行い「うるおいのある御経塚」を守り発展させて行きたいと考えています。
2010年11月3日 街路樹支柱の撤去
「御経塚まちづくり会」の委員で街路樹を支える役目を終えた支柱の撤去を行いました。
支柱撤去を行った路線は、馬場川緑道以外の地区内全路線で野々市駅御経塚線、二日市矢木線などです。 なお、馬場川緑道の桜支柱は、来春の桜が咲く頃までに撤去する予定です。
今回、2班に分かれて撤去作業を行いました。
11月3日 午前8時から12時までの4時間で対象路線の支柱を撤去完了することが出来ました。 廃材も多く出ましたが翌4日には、野々市町に回収をしていただきました。
道路にあった支柱が外されすっきりとした街路樹が街ゆく人の目に触れることとなりました。
2010年10月9日 「花かごアダプト里親」来年度実施します
今年5月には、景観まちづくりの「第一歩」として「御経塚婦人会」と協力し花苗を配布させて頂きました。 皆様方には、花植えに色々と工夫をしていただき「花があり、おしゃれな街」を実現させて頂きました。
来年は、景観まちづくりの「第二弾」として街路樹や馬場川緑道防護柵に「花かご」を設置したいと考えています。
来年、この「花かご」を見守り、育て頂ける里親を募集し、より多くの人にまちづくりに参加して頂き、人がふれあえる街づくりが出来たらと考えています。
改めて里親を町内会等を通じて募集しますので、多くの方の申し込みお待ちしております。
2010年9月3日 野々市町長に公共施設点検結果報告と改善要望書を提出しました
去る9月3日、6,7月に実施した公共施設の点検結果の報告を粟野々市町長、西田議会議長に行いました。
出席者は、まちづくり会4名、御経塚町内会長、野々市町議会議員3名です。
まず、当 御経塚まちづくり会の創設経緯、趣旨(行政に要望するだけではなく、住民自らできることは自分たちで行う方針)やこれまでの活動状況などをご説明したうえで、公共施設の点検結果について報告いたしました。
特に、歩道部舗装の劣化・損傷が激しいことをお伝えし、改善を要望いたしました。
今後も地域住民の参加を募り、野々市町とも協力しながら、よりよい御経塚、街づくりに取り組んでいきたいと思います。
2010年6月20日 花苗の状況確認
5月16日に御経塚婦人会の協力の元行った花苗の配布。その後の状況はどのようになっているのか町内を回ってみました。各家庭で、それぞれ工夫し、玄関前や街路に面した植え込みがキレイに花で彩られていました。
2010年6月20日 店舗・企業への参加・協力依頼
当御経塚地区は、歴史と伝統が息づき自然あふれた地区、金沢市中心部へのアクセスに便利な閑静な住宅街、そしてもう一つ、大型スーパーからおしゃれで高感度なグルメ、ファッションショップが集積する地域でもあります。多くの店舗・企業が当御経塚地区にてその活動を展開して下さることは町の活性化につながっています。
まちづくりには、そうした店舗・企業のみなさまのご協力も欠かせません。普段からいろいろと配慮をして頂いておりますが、御経塚まちづくり会の活動趣旨をご理解いただき、まちづくりへの参加、なお一層のご協力をお願いするために、「まちづくりニュース」をお持ちし、ご説明にうかがいました。
今後も互いに協力し、御経塚地区のまちづくり、活性化を図って行きたいと思います。
景観維持のため植え込みの手入れをして下さるエネオス(丸一石油)さん
2010年6月20日(日) 公共施設点検
土地区画整理事業により、個性的で整備水準の高いモデル地区としても認められた当御経塚地区。しかし土地区画整理事業完成から7年の歳月が経過し、施設の劣化も見られるようになってきました。
そこで、私たちまちづくり会では、公共施設の劣化状況及び安全上の問題の有無を確認すべく、点検を実施しました。
公共施設の補修、改善には膨大な費用と時間がかかります。それをすべて行政に頼るのではなく、もっとも恩恵を受けている地域住民にできることは、自ら点検・報告し、補修、改善などの対応を行うことが必要であると思っています。
事前に点検方法・内容を確認。3班に別れ、用意した平面図、点検項目一覧表をもとに、点検、記録していきました。今後、その結果を報告書にまとめ、野々市町に報告する予定です。地域住民と行政と連携をとり、この御経塚地区の整備水準を維持していけるよう今後も努力して行きたいと思います。
2010年5月23日(日) 飛騨高山・古川町視察
御経塚の今後の町づくりの参考とするために、飛騨高山・古川町の町づくりを視察してきました。
まずは、観光の町として全国的にも名を馳せる飛騨高山へ。
雨の肌寒さを感じる日曜日でしたが、多くの観光客で賑わっていました。
陣屋、陣屋前の朝市、そして古い町並みが残る一之町、二之町、三之町などを見て歩きました。
観光地ということで商店・飲食店が建ち並び、当然ではあるのでしょうが、各建物の前はそれぞれ花や木で飾られ道行く人の目を和ませてくれます。それぞれ個性はあれども統一した町並み景観が維持されていることが全国から人を集める要因であるのだと改めて感じました。
次は、高山から車で移動すること30分ほどの古川町(現 飛騨市古川町)へ
元市役所職員で現在も町づくり、町並み保存に尽力されている加藤氏に案内を頂き、古川の町を歩き、町づくりの体験を聴かせて頂きました。
加藤氏のお話しをお聞きし、やはり住民同士のつながり、住民が主体的にまちづくりを進めていくことが大事である、と感じました。
古川町では、お祭り(古川祭)があるためかろうじて住民のつながりは保てては来たものの、やはり近年は住民同士のつながりが稀薄になってきていたそうです。特に消雪パイプが設置されてからは、お隣同士、同じ町内でも話しをする機会が減ってきていた。それ以前は冬の朝、玄関前の雪かきで、お隣同士、ご近所で声をかけ合い、会話を交わしていた。 そうしたなか、ボランティア団体「花で町並みを飾る会」が結成され、花の苗を住民に安価で販売、それぞれの家の前を花で飾るという運動を進めたところ、玄関前の花の手入れ、水やりをすることが、住民同士の会話を生み、つながりを強める事にもなったそうです。
古川の重要な観光スポットの一つ、古い町並みに沿って流れる瀬戸川。1,000匹以上の鯉が泳ぐというその川は、春、秋の2回、住民ボランティアの手によって清掃されるとのこと。 また、在来工法の古川らしい町並みや自然に調和した建物などを表彰する「古川町景観デザイン賞」を設け景観維持に取り組むなど、さまざまな面で、町づくりに取り組む姿を見せて頂きました。
「見えるところは共有財産」との加藤氏の言葉が、納得できる古川の町並みでした。
大変に有意義な視察となり、加藤氏をはじめ、ご協力頂いたみなさまに感謝し、今後の御経塚のまちづくりに活かして行きたいと思います。
写真上左:古川町視察風景
写真上右:古川町景観デザイン賞受賞住宅、プロパンガス置き場も景観を配慮したデザイン
写真下左:簾に一輪挿し、各家庭で工夫し演出
写真下右:花で飾られた住宅前。軒下の肘木には飛騨の匠のシンボル、「雲」と呼ばれる彫刻
2010年5月16日(日) 景観まちづくり(花苗の配布)
御経塚まちづくり会では、景観まちづくりの第一歩として、御経塚婦人会の協力のもと、花苗の無償配布を行いました。
これは、自宅の庭やベランダ、窓辺などに花を飾り、道路から美しく見えるように工夫することで、道行く人に楽しんでもらえるようにしたい、との思いを込めてのものです。
配布した苗は、マリーゴールド、サルビア、イソトマ、ベゴニア、ポーチュラカ、マツバボタン、ペチュニアの7種。
当日は快晴、気持ちの良い天気で、朝早くにもかかわらず、多くの住民のみなさんにお越し頂きました。小さなお子さんからご年配の方まで、楽しそうにわいわいと品定めをする様子はとても良い光景でした。
私たちのまちがさらに美しく花で飾られることでしょう。
